主宰者の思い
- 学習者が主体の安心して学べる場
- 誰もがちゃんと力を積み重ねていける場
であることを願いつつ、「らくだメソッド」で算数・数学、国語、英語の基礎学力を身につける場をメインに、キミ子式絵画、ピアノ、ヨーガを学ぶ場としてやってまいりました。
早いもので今年は13年目を迎えますが、実は、私は今年60歳。還暦を迎えます。学びのもりタオに入塾して、7年8年、長いお子さんは10年以上学び続けそれぞれに育ち、大学生になったり、専門学校に行ったり、就職したり・・・。もちろん今学びの真最中の方もいらっしゃいますが、お子さん方の成長ぶりを見ながら、昨年はなんとなく私塾での私の1サイクルの教育活動が終わるような感じを持っていました。そして新規生徒募集も控え、今後の人生をどう生きようかと半年ほど思い悩みました。
ヨーガの師であり、教育にも造詣の深いチェ・トンミン氏に相談すると、「これまで、積み重ねてきたことを無にしてはいけない。学校教育の現場を知り、日本の教育の問題点も見えている享子さんには、子どもたちを育てることに関わっていく使命があります。60歳なんてまだまだ若い。これからです」と言われてしまいました。夫には「何が大事かって教育ほど大事なものはないと思う。教育は貴方の役割だと思っている。退職したら私も協力する」と。
それらの言葉を反芻しながら、私は「基礎学力は生きる力。らくだメソッドで学べばどの子にも基礎学力がしっかり身につく。できない子はできるようになり、できる子はもっとできるようになる。大人になった方でもしっかり学べる。幼児から学べば、学習とは教えを待つのではなく自分で壁を越えていくこと、としっかり初期設定することができ、その効果はすばらしい。・・・そのような学びの場を閉じてしまったら、私はかえって落ち着かず、心安らかではなくなるのではないか」と思い始めていました。
そんなとき、通信制さくら国際高等学校のサポート校にならないかというお話がありました。
お会いした校長の荒井裕司氏は、「普通の高校に行ってさっぱりわからない授業を受けて、不毛の時間を過ごすのはもったいない。その子にあった実質的な学習こそが大事で、そういう学習をしてちゃんと力をつけて高卒資格を取得して欲しい」とおっしゃっていました。私はその考えにまったく同感で、学びのもり タオで、基礎学力をしっかり身につけ自分で学ぶ力を育てながら、高校卒業の資格が取得できるようになったら、どんなにか多くのお子さんや親御さんのお役に立つだろうと思いました。
幸い私は健康で、これまでの経験や学びを通して、教科指導の他に誰でも絵が描けるようになるキミ子方式絵画や、書写、ピアノ、歌、リコーダー、華道、ヨーガなども教えて差し上げることができます。あれこれ考えた末に、私は今後の人生は、「他者のために―とりわけ子どもたちのために誠心誠意働く」と決めました。
教育に関わり続けるということは学び続けるということでもあります。通信制高校のサポート校として、また幼児・小・中・高生から大人の方まで、年齢に関係なく学べる「らくだメソッド」の塾として、ご縁のある方々と共に学ぶ楽しさを分かち合っていきたいと思います。




1949年山梨県六郷町に生まれる。六郷小学校、中学校、山梨県立甲府第一高等学校、山梨大学教育学部を卒業。卒業と同時に結婚し栃木県の教員になる。