タオのブログ
2010.12.17 現代病の原因は動物性蛋白の摂りすぎ
昨日(11.3)は、東京の九段会館で行われた「日本綜合医学会、第65回東京大講演会」に行ってきた。テーマは「日本の危機を救うのは誰か?―命の農・食・医・教育で日本再生 !! ― 」だった。講師は日本伝承医学協会会長 島田修氏、完全無農薬・無肥料・無除草剤によるりんご栽培の成功者 木村秋則氏、自然流子育ての提唱者 真弓定夫氏、国家基本問題研究所理事長 櫻井よしこ氏。パネラーには学校給食の改善で非行をゼロにした元上田市教育長 大塚貢氏、日本綜合医学会理事長の玄米酵素社長 岩崎輝明氏も加わった。 午前10:30から午後6:00まで、各界でご活躍の講師のお話を興味深く聞き、大きな刺激を受けた。
真弓定夫氏は次のように言っていた。終戦前、わが国には癌で亡くなる人はほとんど無かったが、1950年代から癌による死亡者が増え始め、1990年以降、日本人の死因の筆頭になり、しかも年とともに二位との差を広げている。その大きな要因として、1945年を境として、伝統食文化である和食が欧米食に変わってしまったことが挙げられる。
アメリカ占領軍は、1945年から7年間にわたって、「たんぱく質が足りないよ、大きいことはいいことだ」をうたい文句にして、わが国の保健施設・学校等を使い、日本人には適さない動物性タンパク質を過剰に摂取するように指導した。このことが、それまで日本にはほとんど見られなかった癌の増加をもたらしていることにいまだに多くの日本人が気づいていない。
アメリカでは癌患者が増えたことを憂え、1974年から1977年にかけて、当時の副大統領マクバガン氏を中心に政府は膨大な栄養調査を行った。「マクバガン報告」といわれるその報告は「動物性タンパク質の摂り過ぎ、いわゆる美食がさまざまな病気を生み出し、特に癌をふやすことを指摘した。これを踏まえて、わが国でも1981年、今村光一は「タンパク質が多ければがん細胞は増殖しやすい」と警告した。しかし、こうした貴重な報告にアメリカ国民も日本国民もあまり関心を示さなかった。
アメリカの高名な栄養学者コリン・キャンベルは1983年から1990年にかけて、中国人には癌患者が少ないことから、アメリカ人と中国人の癌の比較調査(チャイナプロジェクト)を実施した。その結果、中国人に癌患者が少ない原因は、動物性タンパク質、とりわけ牛乳の摂取量がはるかに少ないことを挙げ、癌の最大の原因は牛乳のタンパク質であるカゼインの過剰摂取であると結論付けている。
そして、興味深いのは、マクバガン報告もチャイナプロジェクトも、古今東西、人にとって最も好ましい食事は日本食であるとしていることだ。もちろん今の日本食ではなく、500年前(元禄時代)の食事が理想的であるとしている。当時は食の基本である三原則、1)自分の住んでいる土地の食べ物を摂る。2)旬のものを食べる。3)生き物をたべる。がしっかりと励行されていたから、健康を保つ上で好ましかったのは当然のことだ。
現状を見ると、日本からはるかに離れた土地のものを食べ、季節に関係なく栄養価の乏しい野菜を食べ、瓶詰め、缶詰、パック詰めの防腐剤を始めいろいろな食品添加物が使われた腐らない食品を食べている。消費者保護の立場で闘う活動家ケヴィン・トルドーは「株式を公開している企業によって製造販売されているメーカー品は食べない」と言っている。今の子どもたちは、そうしたメーカーが作っている食べ物を口にすることで、年間1500種類もの添加物を身体に入れている。
敗戦の昭和20年を境にして、なぜ今のような事態が生じてきたのか。それは、日本民族の優秀さを熟知していたアメリカ占領軍が、その高度な文化や人間を劣化させるために、日本の伝統食文化を壊すことをたくらんだのだ。また、アメリカの余剰小麦の市場にするために、牛肉の消費地とするために、公的機関を使って、パン・牛乳・肉の洋食を広めたとも言われている。以来、行政や大企業の国民の健康よりも営利を優先したアメリカ食がはびこった。日本国民の間に癌・糖尿病・心筋梗塞・高血圧・腎臓病などのいわゆる生活習慣病が多発するようになったのは、日本人に合わない西洋食による食習慣の乱れによるということは明白な事実だ。このままでいくと、国民医療費の高騰を招くばかりでなく、子どもたちの早死には必定。ことは急を要する。日本食の大切さをしっかり伝え、日本人にあった食習慣を取り戻そう。
一切薬を使わずに病気を治されている真弓先生は、「日本人に適した穀物(玄米・豆類・ゴマ・雑穀)菜食を!」「日本食の小食を!」「医食同源!」と切々と訴えていた。私も幸いにして、1年3か月前に玄米酵素に出会ったお陰で、日本綜合医学会の理事長でもあられる(株)玄米酵素の社長岩崎輝明氏の提唱する食事道を学ぶことができた。その内容は学校で習った栄養学とは大きく異なり、目からうろこのことばかりだった。しかしその内容は真実だと思った。以来、肉・乳製品・油は断ち玄米菜食に切り替え、砂糖も極力控え、玄米酵素を頂きながら1年が過ぎた。お通じが非常によくなり、体が軽くなり、頭に幕がかかったような不快な感じもなくなりすっきりしてきた。
そして今、健康の源は食べる物にあると痛感している。多くの方々に、安易に薬や医者を頼るのではなく、正しい知識を得て、食習慣をはじめとする自分生活習慣を省み、改善するすることにより、真の健康を手に入れて欲しいと願っている。
※ 皆さんに読んで欲しい本・・・コリン・キャンベル著 『葬られた第二のマクバガン報告』上巻
ジェイン・プラント著 『乳がんと牛乳』
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