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2009.05.01  エマ音楽院ピアノコンサート(発表会)

 4月29日、いよいよその時がやってきた。 ショパンン作曲「ノクターン0p.9-2」。 アナウンスを聞きスポットライトを浴び、お辞儀をし、椅子の高さを合わせ・・・、「ララ~、ラララ~ラ、ララ~ララララ~ラ、ラ~ラ~ラ・・・」そこで、左手の和音が違ってしまい、次が狂い・・。「ああ・・・次がわからない!・・・」・・・リズムは刻んだまま、とっさにスタートに戻ってもう一度最初から・・・。・・・・・・完全に自分を失ったまま途中何度もつかえながらやっと最後の「ラララ、ラララ、ラララ・・・」の安堵のメロディにたどり着き終了。  今年こそは自分を取り逃がすことなく落ち着いて弾きたいと、私なりに練習はしてきた。なのに・・・またまた散々な結果となってしまった。  発表会は2年に一度開催されるが、いつも「恐い、出たくない」「逃げるな!」の葛藤の末、毎年参加し続けてきた。1回目は「エリーゼのために」(ベートーベン)、2回目は「アラベスク」(ドビュッシー)、3回目も「アラベスク」(ドビュッシー)、4回目は「ノクターン」(ショパン)、そして今年は5回目。前回のリベンジを掛け再び「ノクターン」(ショパン)。  この音楽院でレッスンを受けるようになって丸10年が過ぎた。そして発表会のステージも5回目となった。だがしかし、聴衆の前で弾くということは、なんとなんと大変なことか・・・。満足に弾けたためしが一度もない。  帰り道、心は意外と晴れやかで、逃げずに参加した褒美にブランデーケーキを一本買って帰った。「来て欲しくない」と言ったために押入れの整理をしていた夫だが手を休め、「前より練習していた。参加することに意義がある」と言いながら、コーヒーを入れてくれた。私に差し出されたお皿には幅7~8センチもある分厚いケーキが載っていた。

投稿者 tao-kyo (11:41) | PermaLink