タオのブログ
2009.04.14 月日の流れは夢のごとし
花見がてら、最初に赴任した茂木町の河又小学校の跡地に行ってみた。
校庭だったところには広い道路が走り、一角に「あじ彩」という小さな交流館が建てられていた。赤い屋根の平屋の木造校舎の面影は全く無かった。よく子どもたちと駆け上った校庭南にあった小山は当時の姿を残していた。懐かしさと寂しさで胸いっぱいになりながら、その小山の方に歩いていくと、エプロン姿の女性が笹の葉を採っていた。「こんにちは」と声を掛けると、なんとこの学校で一緒に勤めた河又律子さんだった。
当時学校は「僻地校」に認定されていて複式学級だった。新卒の私は3.4年、河又さんは1.2年生の担任だった。穏やかな方で、親切にいろいろ教えていただいた。
「あじ彩」では、予約をすると、土地の山菜を使った料理を食べさせてもらえるとのこと。河又さんは8年前に退職し、今は地域の方と一緒に「あじ彩」を運営しているということだった。話しながら、校庭南の小山は「喜学園」と名づけられていたことを思い出した。
河又さんに別れを告げてから、小山に登ってみた。当時は地域のPTAの方々の奉仕で、手入れが行き届き、きれいな山だったが、木々の枝が伸び放題に伸び荒れていた。頂上で寝そべって、しばし松や桜の枝を透かして乳白色の空を見つめていた。3.4年生合わせて12人。私は23才。24の瞳と共に過ごした躍動感あふれる日々が蘇ってきた。あれから36年の月日が流れたのだ。
投稿者 design (20:57) | PermaLink
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